公益社団法人 大阪府剣道連盟


組織について

会長挨拶
平成30年 年頭のご挨拶

 平成30年 明けましておめでとうございます。

 大阪府剣道連盟会員の皆様にはお健やかに新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。日頃は本連盟の活動に多大なお力添えを賜り、お陰様で順調な歩みを進めることができております。厚く御礼申しあげます。

 昨年は相次ぐ台風の上陸、豪雨禍、北朝鮮の繰り返されるミサイル発射、衆議院選挙、相次ぐ大企業の不祥事と慌ただしく過ぎました。

 江戸時代末期から明治にかけては、西欧列強の植民地獲得競争によって、何時領土を取られるかわからない状態でした。そんな中、先人方は生き抜いてこられたわけで、一種の緊張感が国内に張りつめていたと思われます。竹島は韓国、北方領土はロシアに占拠され、返してもらえそうにありませんし、尖閣はおろか沖縄には中国、対馬には韓国が食指を伸ばそうとしている現在は同じような状況にあると言っても過言ではないでしょう。与野党を問わずもっと深刻に現状をとらえ、国家、国民の生命、財産を守るよう取り組んでもらいたいものです。私ども国民一人一人も、厄介な近隣諸国に囲まれている状況に、危機感をもって向き合う覚悟をしなければならないのではないでしょうか。日本精神再生が求められる時代です。剣道人の役割はますます大きくなります。一緒に頑張りましょう。

 本連盟では昨年、法務局の立ち入り検査(公益法人に対して3年に1回行われる)と、全日本都道府県対抗少年剣道大会への助成金を受けている日本スポーツ振興財団からの立ち入り検査を受けました。ともに大きな問題はなく、健全に運営されているとの評価をいただきました。本年は賛助会費の一部を使用しての新しい事業として、生涯剣道の振興を目指してシニアの大会(稽古、試合など)を計画します。講習会の内容を、受講したくなるようなものにするよう試行を続けます。大阪版「剣道の心」を完成させます。これは、全剣連の「剣道の理念」や「剣道修行の心構え」を、よりくだけた、受け止めやすい内容にしたものです。

 最後になりますが、103歳になられなおご壮健でご活躍の太田博方先生に、剣道界最高と申してよい剣道功労賞が全剣連より贈られました。皆様方と共にお祝い申しあげましょう。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

平成30年1月1日
会長  鏡山 博行

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