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~ 大阪府剣道連盟の本大会への取り組み ~
- 1、社会体育と学校教育の連携について
- 大阪府剣道連盟では「社会体育と学校教育の連携を模索する」ことの一環として大阪府剣道連盟傘下のすべての諸団体(少年剣道、中体連、高体連、学連、警察、官公署、実業団)が連携をとり少年から中学、高校、大学、一般へとつながる橋渡し的感覚をもってこの大会を実施いたします。
- 2、審判について
- 審判員は大会に向けて審判講習会を行い、「少年少女の発育、発達の現状を理解しつつ、剣道理念から離れることのない審判」に精一杯の挑戦をいたします。
公明正大な審判に努め、「また大阪で試合がしたい」と感じていただけるような大会を目指します。
尚、審判員定数により試合進行上、大阪府チームとの対戦試合に大阪府の審判員が加わる事がありますので、ご了承下さいますようお願いいたします。
申し合せ事項
- 1.試合・審判および試合方法
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全日本剣道連盟「剣道試合・審判規則」と同細則に準じて行う。
- 2.竹刀について(中学生のみ)
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- 竹刀の計量・検査を中学生の部は行います。(事故、怪我等防止)
大会当日必ず計量・検査を受け、検査済み合格竹刀には合格印を押印。
※竹刀の計量・検査については、各都道府県チームごとでお願いします。
検査できる本数は1人当り3本までとする。
当日の竹刀検量時間は8時頃~10時30分までとする。
- 合格しなかった竹刀は返しますが、万が一その竹刀を使用した者は、その試合を「負け」とし、その後の試合出場は認めない。
- 竹刀の長さ、重さ、太さは次のとおりとする。
(平成31年4月1日改正の新剣道試合・審判規則に基づく)
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長さ |
重さ |
太さ(先端部) |
太さ(ちくとう先端から8cm) |
中学生・男 |
114cm以下 |
440グラム以上 |
25mm以上 |
20mm以上 |
中学生・女 |
114cm以下 |
400グラム以上 |
24mm以上 |
19mm以上 |
※竹刀の先革の長さは50mm以上とする。
- 竹刀に異物を挿入し、発見された場合は、その者を負けとし、その後の試合出場は認めない。
異物とは、先革のゴム、竹刀の柄頭のチギリ(鉄片)以外のすべてをいう。
- 安全管理上、竹刀の手入れおよび点検を十分に行うこと。
- 3.面ひもについて
- 面ひもの長さは結び目より40cm以内とする。(腰板よりも上を目安とする。)
- 4.礼法について
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- 正しい礼法をさせる。
(1)試合開始時の整列(小学生は全員が面をつけて竹刀を持って整列する。中学生は先鋒と次鋒のみが面をつけて竹刀を持って整列する。)
(2)試合終了時の整列(小学生、中学生ともに大将のみ面をつけて整列する。)
- 選手交代の際のよけいな所作(胴つき、握手など)はさせないようにする。
よけいな所作があった場合、やり直しはさせないが審判主任が監督に注意する。
- 5.服装について
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- 監督の服装
・正装とする。(ネクタイ着用)
・試合場への時計の持ち込みは禁止する。(腕時計は身につけない。)
- 選手の服装
・開閉会式の服装は、剣道着・袴に胴、垂をつける。
- 6.試合場について
- 審判員・監督・選手・補助役員以外は、試合場へは入れない。
- 7.観戦・応援について
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- 応援は拍手のみとし、監督、選手のサインや声援は禁止する。一本取った後、合議中等、タイムが止まっているときも監督の指示など仰がさない。
- 先鋒戦、大将戦は監督、選手ともに正座をする。
- 8.その他の注意事項
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- マスク又はマウスシールド着用、試合前に必ず確認のこと。
- 9.競技や大会運営についての問い合わせについて
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連絡先:公益社団法人 大阪府剣道連盟
〒530-0044 大阪府大阪市北区東天満2丁目中8番1号 若杉センタービル別館5階502号室 TEL:06-6351-3345
大会要項抜粋
- 1.趣旨
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我が国古来からの伝統文化である剣道は、現在は幼年から高齢者にいたるまでの生涯スポーツとして愛好されているが、剣道のより一層の普及振興を図るためには、少年剣道の奨励、指導の充実が強く求められる。
全国の少年剣士に、生涯剣道の目標と機会を与え、また、剣道を通じて地域社会での幼少年の健全育成に資するため、本大会を開催する。
- 2.チーム構成および出場選手資格
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出場チームは、各都道府県剣道連盟の推薦または予選会を経て選出された、小学生の部、中学生の部、それぞれ1チームとする。なお、本大会においてリーグ戦を行う関係から、各都道府県を代表する47チームに、開催地代表1チームを加えて、小学生、中学生の部、それぞれ48チームとする。
予選会(選考会)への参加・出場については、都道府県をまたがって、複数回の参加・出場は認めない。
小学生チームは、監督1名、選手5名、補欠1名、合計7名で構成する。但し、補欠の選出・登録は各都道府県の判断に委ねる。
中学生チームは、監督1名、選手5名、補欠2名(男・女各1名)、合計8名で構成する。但し、補欠の選出・登録は各都道府県の判断に委ねる。
選手の交代は、補欠との交代のみとし、1回限りとする。
小学生の部のチーム編成は、5年生以上の者とし、男女・学年等の制限はない。
中学生の部のチーム編成は、先鋒および次鋒を女子、中堅以降を男子とする。学年・段位の制限はない。
- 3.試合・審判および試合方法
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- 全日本剣道連盟「剣道試合・審判規則」と同細則
、令和5年4月1日付全日本剣道連盟「新型コロナウイルス感染症が収束するまでの暫定的な試合審判法」【削除】に準じて行う。
- 試合は、原則として、部門ごとに3チームで予選リーグを行い、各組の一位による決勝トーナメントにより優勝、第二位、第三位(2チーム)を決定する。
- 予選リーグの得点は、勝ちは1点、引き分けは0.5点、負けは0点とし、得点、勝者数、総本数により、勝ちチームを決定する。
- 試合は三本勝負とし、時間内に勝敗が決しないときは引き分けとする。
試合時間は、予選リーグ、決勝トーナメントとも、小学生は2分、中学生は3分とする。
ア、予選リーグ
予選リーグ終了後、一位を決める必要のある時には任意の代表者による代表者戦を行う。
リーグ1位が三すくみ以上のときは、代表者戦は3本勝負とし、時間内に勝敗が決しない場合は、延長戦を行なう。なお、延長に入ってからの試合時間は、小学生2分区切り、中学生3分区切りで、勝敗が決するまで継続する。
リーグ1位が2チームのときは、代表者戦は1本勝負とし、時間内に勝敗が決しない場合は、延長戦を行なう。なお、延長に入ってからの試合時間は、小学生2分区切り、中学生3分区切りで、勝敗が決するまで継続する。
イ、決勝トーナメント
チームの勝敗が決しないときは、代表者戦を行う。
代表者戦は一本勝負とし、予選リーグの取り扱いと同様とする。
- 4.安全対策
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出場者は、各自十分健康管理に注意して本大会に出場すること。
監督は、選手の事故防止について十分考慮すること。
主催者において、試合実施中に傷害発生の場合は、医師により応急処置を講じ、病院等で治療を受けられるよう手配する。この場合、当日の治療費は主催者が負担する。
なお、主催者において、大会中の出場選手の事故に対し、(大会会場への往復途上は含まない)傷害保険に加入する。出場者は念のため健康保険証を持参のこと。
大会の応援に関するお願い
「温かい拍手」による応援をお願いいたします。
- 禁止事項
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- 「鳴り物」や「声援」による応援
- 横断幕・旗・幟の設置
- アルコール類の持ち込み、飲酒しながらの観戦・応援
- ビデオ撮影・写真撮影について、光線やフラッシュは、試合の公正を欠く恐れがあります。光線・フラッシュを用いた撮影は、禁止します。
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